i:kust:i
ロゴスに訊け
っていう本を読みました。著者は池田晶子ってひと。「14歳からの哲学」って本も書いてる方です。
読書不精の私にはかなりのハイペースで読みきっっちゃいました。2日くらいでw
内容は好き嫌いが分かれそうです。
でも分りやすい!
先生の小難しーいむず痒い授業じゃなくても理解できたもの★
最初っから最後まで目からウロコが落ちまくり。
人間が言葉を使うのではなく、言葉に血肉を与えられたのが人間。
世界は自分で宇宙は自分で「われわれ」は誰でもあり誰でもない。
あんた何言ってんの?(汗)という心配は無用ですw読めばスッキリですから♪
…にしても今日のM先生の「犬は考えるか」っていう議題はびっくりした(笑)
こっからこれの私的解釈。
さて、「犬は考えるのか」という答え方としてYes,Noで答える事になる。
結論として、私の答えはNo,「犬は考えない」だ。
そもそも、この「考える」とは何なのか。
「お腹すいた」から「何を食べるか」、
「自分の宝物」を「どこに隠すか」などを指すのだろうか?
でもこれは「本能」なんじゃネーノ?と思っちゃったわけです。
自発的に何かをすることが「考えること」だと変にイコール繋いじゃってる人がいたけど
私は「本能」と「考えること」はイコールじゃない、いや無関係だと思う。
考える事とは、これは何なんだ、を考えることである。
先ほどの『ロゴスに訊け』の言葉を借りると、「本質」を問うということ。
そしてそれは「理性」と呼ばれる。
犬が行動する際に使っているのは学習して得た経験からくる「判断」である。
そして犬自身はこの「判断」を「判断」であると捉えることは出来ない。
…て、私は犬ではないから断言仕切れないけど;
とにかく「判断」と「理性」は別物である。
「理性」は人間のみがもつ特性である。犬はもっていない。
故に犬は考えない。
という筋道でたどり着いたわけであります。
…そもそも人間の立場から犬のことを考えるのは
なんか違うような気がしてならないんですが;
まぁ哲学科の授業はこんなんですw
by I-v-music_wordrum
| 2006-11-15 21:10
| ぼやき(日記?
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